かわいい紅枝垂れ
もうすぐ咲きそうです
ある日 友人からここを桜街道にしないかと相談され
義母と苗木を育てて神山の街道へ植え続け試行錯誤
最初は点であった桜は
25年の歳月を経て線となりりっぱな桜街道になりました
特にここ数年は神山しだれ桜街道を訪れる人々の多い事
構想通りになり 花咲じいさんとなった義父は
お彼岸にお迎えが来ました
「お盆と違い お彼岸とは私達が極楽浄土(彼岸)に近づくためにあるもので
その間に亡くなった人は、良い人生を送り天寿を全うしたということで
さまようことなくあの世へ行けるとか、生前に様々なことをやり遂げ、その功績を称えられて死後、お釈迦様のお手伝いが出来る」とありました
ネットより抜粋
「願はくは 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月のころ」
西行法師の歌の如く
花の盛りに・・・・
ああ・・・やっぱり義父さん
訃報を聞きつけ さくら会の方が神山しだれを持ってきてくれましたが
お通夜に蕾だった神山しだれ桜は 翌日奇跡的に満開となりました
人のために人が喜ぶ笑顔を見たいと口癖でした
夢行動が現実になり 義父も安心したことでしょう
棺には 桜をたくさん入れてお別れしました
美しい神山しだれ桜
皆さん是非見に来てください
この美しい桜街道がいつまでも続きますように・・・
2020年3月18日午前4時46分 義父は旅立ちました